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No.20 『夕暮れの聖堂と広がる大地(ゆうぐれのせいどうとひろがるだいち)』
¥15,000($95.69)
SOLD OUT
画面手前から奥へとダイナミックに伸びる豊かな大河と、その傍らに建つおとぎ話のような壮麗な聖堂。圧倒的なパノラマ感と奥行きを持ち、観る者を雄大なパラダイスへと誘う大作である。
右側に位置する聖堂は、サグラダ・ファミリアやヨーロッパの古城を想起させる有機的な造形をしており、ステンドグラスや丸いドームが極彩色で細密に描き込まれている。その足元を流れるコバルトブルーの川は、画面の手前で幾筋にも分かれ、緑豊かな草原へと命の水をもたらしている。手前の草原には鹿たちが穏やかに戯れ、この地が平和に満ちた聖域であることを象徴している。
遠景に広がる黄色や緑の丘陵、そして空を染める鮮やかな赤と紫のグラデーション。大気を漂うパステル調の雲や羽ばたく鳥たちが、画面全体に豊かな空気感と立体感をもたらしている。自然の優しさと建築の荘厳さが完璧なバランスで調和した、赤木氏のパノラマ風景画における白眉と言える傑作である。
文評:双子三郎
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